天高く馬肥ゆる秋
2024年10月17日 14時33分(校庭より同窓会館上空を望む)
「天高く馬肥ゆる秋」と言われる季節になりましたね。
秋の空は、青く澄んでいて、空が高く見えることから、現代では『秋の季節の快適や素晴らしさ』を表す意味で活用されますが、本来は別の意味を含んでいるという説もあります。
由来は、初唐の詩人「杜審言」の「雲浄妖星落 秋高塞馬肥(そらきよくしてようせいおち あきたかくしてさいばこゆ)」と言われています。『北方の騎馬民族の匈奴が、秋も深まり空が高く澄んで馬も元気に肥えるようになると大挙して略奪にやってくるので警戒するように』という意味だそうです。
普段、何気なく使っている言葉の意味を深堀してみると、また違った面白さを発見できるかもしれませんね。