妊婦さんって大変だ
2024年5月20日 18時53分家庭科の授業で機械科と電機システム科の2年生が妊婦疑似体験をしました。妊娠9~10か月を想定し、重さ7.5㎏の重りをおなかにつけて様々な日常活動を行います。
「よっこらしょ。」 椅子から立ち上がるのも一苦労。
「後ろに転がって履けない。苦しいな。」 足元に手が届いてませんね。
娘 「洗濯物運んで~!」
生徒「きつい…赤ちゃんに当たらないようにしないと。」
「仰向けで寝るよりも横向きのほうがいいな。」
彼は妊婦さんの気持ちが分かったようです。
生徒たちはノートに感じたことを書き、「今後はバスや電車の席を譲りたい」「重たい荷物を持ってあげたい」などの感想を書いていました。
実際に妊婦体験をした男性のほうが、妊娠~出産のサポート、育児への参加率が高かったそうです。
生徒諸君、家事も育児も手伝うのではなく、やるのが当たり前です。まずは体験して、命の尊さや相手の気持ちを理解することから一歩を踏み出した授業でした。